光匠園の庭造り日記

緑化フェア植物紹介4/グレコマ・芝桜

⑦　グレコマ　　シソ科･匍匐性常緑多年草　　
花期：５月

別名を“カキドオシ”と呼び、垣根を通り抜けて伸びていくところからこの名が付きました。この名の通り、性質は極めて強健。どんどん成長し匍匐していくため、ある程度の剪定が必要かもしれません。
花期は５月頃で、藤色の花を咲かせます。花の時期以外でもカラーリーフとして観賞できるため人気の植物です。一般的には斑入りのグレコマを良く見かけますが、斑のないものもあります。


⑧　芝桜　
ハナシノブ科　
多年草　
花期：３～４月

３～４月頃、シバザクラで一面に覆われた景色を観光したりしますよね･･･?！中国地方では広島県の世羅高原のシバザクラが有名だと思います。白やピンクの花が一面に広がっている景色は圧巻です。花が咲き出すと、葉っぱを覆いつくすほど次々に花が咲き、地面を花色で染めてくれます。花色は白・ピンク・紫とありますが、白とピンクをよく見かけます。

日当たりの良い場所を好みます。日陰や湿地では花付が悪くなるので気をつけましょう。
ちなみにシバザクラの由来は有名??ですが、桜のような花が芝のように地を這いながら咲くことからきています。

緑化フェア植物紹介３/オダマキ・キンギョソウ

⑤　オダマキ　キンポウゲ科　耐寒性宿根草　
　花期：５～６月
　花言葉：不品行・勝利の誓い・決心

オダマキには西洋オダマキやミヤマオダマキと色々あり、花色も多彩です。また、花も大輪種や八重咲き種と品種も豊富です。
耐寒性が強く、性質も強健ですが、高温多湿に気をつけましょう。しかし乾燥しすぎても駄目なのでほどほどに水遣りをしましょう。
名前は花の形が糸巻きに似ているところから付いたそうです。また、花の裏に細長い距があり、その変わった姿から英名では“コロンバイン・道化師”と呼ばれているとか･･･。
ちなみに、非常に強健なオダマキはこぼれ種でも十分育つため、我が家の庭にはあちこちで風に飛ばされた種が発芽し、毎年着実にオダマキの密度が増してきております。


⑥　キンギョソウ　ゴマノハグサ科　一年草　
　花期：５～６月
　花言葉：でしゃばり・清純な心
キンギョソウは和名。花が金魚に似ていることから付きました。少々変わった花で、花色も白・ピンク・赤・黄色・紫と多彩なため植えた場所がとてもにぎやかに映ります。
花期は５～６月としていますが、それ以上に長く咲いていることが多いので花壇などには最適の植物です。最近では匍匐性のキンギョソウもあり、グランドカバーとしても大活躍しています。耐寒性が強いため、多年草として越冬することもあります。また、切花としてもよく使われています。

緑化フェア植物紹介2/アネモネ・スイートアリッサム

３．アネモネ　キンポウゲ科　秋植え球根（多年草）　
　花期：４～５月
　花言葉：期待・君を愛す・真実の愛・友情

“アネモネ”とはギリシャ語で“風”という意味。早春の風が吹かなければ、開花しないというところから名前が付いたそうです。花色は赤・白・青・紫などがあり、目の覚めるような色合いは存在感を強くアピールしています。弱アルカリ性の土壌を好むので、植える少し前に石灰を混ぜておくと良いでしょう。
アネモネの原産地は地中海沿岸でギリシャ神話の中でも語られているそうですよ。





４．スイートアリッサム　アブラナ科　一年草　
　花期：４～６月
　花言葉：優美

カーペット状に広がる性質をもち、プランターなどに植えておくとグランドカバーとして大活躍してくれます。そして、カーペット状になった株を覆うように咲く花はとてもかわいらしく、春には欠かせない植物です。
花色は白・ピンク・紫とあります。
耐寒性が強いためか、春を待たず１月頃から花の付いた苗が市場に出てきます。高温多湿に弱いので、日当たり・水はけ・風通しのよい場所に植えましょう。
花期は春ですが、近年の温暖化と共に、早春から秋ごろまで花が咲いているのをよく見かけます。

緑化フェア植物紹介１/ビオラ・ラベンダー

ずいぶん暖かくなり、春の匂いを肌で感じますね･･･。
昨日からついに西大寺にて緑化フェアが開催しました。
開催に伴って、これから約2ヶ月の間、ダイキ様ブースにて植栽した草花の紹介をしていきたいと思います。
１．ビオラ/　スミレ科　一年草　
　花期：１０～５月
　花言葉：もの想い・私を思って

花の少ない寒い冬から長くは梅雨時期前まで元気いっぱいに花を咲かせます。緑化フェアにおいてもブース内の立体花壇は全てビオラで彩られています。開催期間中華やかに咲き続けてくれるのはやはりビオラではないでしょうか!!!立体的に演出しているため、インパクトもしっかりあります。

パンジーとビオラ･･･よく似ていますが、パンジーのほうが花が大輪で、ピオラは花が小さく多花性のものをいいます。現在では世界中で品種改良が進み、色・種類とも本当にたくさんあります。

２．ラベンダー　シソ科　半耐寒性常緑小低木　
　花期：７～８月
　花言葉：疑惑・不信任

北海道の風景でよく見かけますが、青紫の花が一面を覆う景色は美しいの一言です。
ラベンダーには、コモン系・イングリッシュ系・ラバンジン系・フレンチ系といくつかの系統に分かれています。しかし、いずれも基本的には高温多湿を嫌います。耐寒性は強いものが多く－５℃～－１５℃ぐらいまで耐えます。しかしながら、緑化フェアに植えたラベンダーは別名・レースラベンダーといい、非耐寒性のため、あまり寒さには強くないと思われます。ですが、四季咲き性のため長く花を楽しむことができるでしょう。

花色も青紫に限らず、ピンク系や白・黄色とありますが、ラベンダーといえばやはりブルー系の色を思う人が多いのではないでしょうか･･･。

またラベンダーはハーブの代名詞としても有名で、風に揺られて漂う香りは心を和やかにしてくれます。

K邸駐車場工事

以前外苑（アプローチ・門柱・植栽など）を工事させて頂いたK邸。下水の関係で駐車スペースの床面のみそのままにしていましたが、このたびご連絡を頂き、工事をさせて頂きました。
前回、アプローチ前のフリーヤードに敷いたインターロッキングと同じものを今回駐車スペースにも敷きました。敷き方を変え、コンクリートコテ押えと合わせデザインしました。年月の違いで色は多少違いますが、Rの入ったデザインなどで前回と今回の部分がうまくまとまった外苑に仕上がりました。
施工前
施工後

おかやま花だより2009～西大寺緑化フェア～４

いよいよあと一週間ほどで、西大寺の第26回全国都市緑化おかやまフェアが開催されます。
工事はどこのブースも仕上げ段階に入っており、草花の植え込みや小物類の搬入などが猛スピードで準備されています。
開催期間は66日間と短いですが、花の多い季節のためあちこちが華やかに彩られ、見ごたえのある空間になっています。また、短いといいましたが、約２ヶ月の間に、初めと終り頃では咲く花々も少しずつ変化していくでしょう。行く度に変化している空間を楽しむことができるのではないでしょうか･･･??
ゆっくりと一日かけてご覧いただければと思います。

　　　開催期間：　3/20（金･祝）～5/24（日）
　　　開催時間：　AM9:30～PM5:00（※ただし5/2～5・9・16はPM6:00まで）
春の風と共にぜひぜひ、足をお運びください。　

しいたけです。

植菌をしたマキノキにしいたけができました!!!本当にできるんですね･･･。まじかでちゃんと見るのは初めてなのでびっくりしました。

おかやま花だより2009～西大寺緑化フェア～３

３月２日、年が明けたと思いきや、早いもので卒業・入学シーズンです。
この日、西大寺緑化フェア会場にOHKの取材が来ました。テレビ局の方や高校生が沢山来ました。
みんな、テレビの撮影ということで少々恥ずかしい様な緊張するようなといった様子でした。
天気も近頃はコロコロと変わりますが、この日は晴れで絶好の撮影日和となりました。
みんなお揃いの半纏を着て撮影しました。

作業工程も、一応この日で完了となり、後は管理に徹します。植物の水遣りや花柄摘み、元気のない植物がないかの確認などなどです。開催までには少し時間があるため、植物がしっかり定着してくれることを願うばかりです。
最後にブース内通路部分をソイル舗装で仕上げたのですが、砕石のままの状態を長く見ていたので、仕上げをすると抜群に引き締まってよくなったと思います。その写真は又おいおいUPしたいと思います。