2006年 12月 11日
冬の顔。 |
これからの季節の代表的な草花として知られるパンジーとビオラ。
日本では、梅雨時に枯れてしまうため、秋まき1年草として扱われます。ちなみにスミレ科。
ヨーロッパや西アジア原産のため、耐寒性は非常に強く、日当たりのよい場所を好みます。土質は、粘土質な土を好みます。高温多湿には弱いです
花期は11~5月。
今では、品種改良が進み、園芸品種も数えられないほどの種類になっています。花色は多彩で、大輪・小輪・一重・八重と本当に多くの品種が出回っています。
病害虫は、比較的少ないですが、アブラムシが発生することがあるので、エアゾル剤を散布しましょう。また、多湿状態が続くと、疫病になりやすいので気をつけましょう。疫病になったときは、土壌にリドミル粒剤2を混和しましょう。
余談ですが、“パンジー”とはフランス語で『パンセ(考える)』という意味。下を向いている蕾の様子が、人間がうつむいて物思いにふける姿に似ていることからこの名が付いたそうです。
ちなみにパンジーとは、花の直径が3~5㎝以上のもの。それ以下の小さいものを“ビオラ”と呼ぶそうです。
by ykosyoen
| 2006-12-11 00:00
| 花と緑のお話