2017年 04月 29日
後楽園で学んで造る |
4月28日に、後楽園で庭造りがありました。
日本造園組合連合会の青年部が集まり、昔ながらの工法でこだわり深い庭を造りました。
社長はものづくりマイスターとして、その作業の指導をしました。
前もっての準備で、版築を作っておく必要があり、版築の作り方の講習を事務所で開きました。
そのための型枠を作ることから始まり、土の種類や色粉で色を分けた層を作り、仕上がりを想像しながら突き固めていきました。
型枠を外して初めてわかる模様に、感動したり納得したり、それぞれ色んな反応をしていました。
版築はビシャンを当てて表面を粗くしています。
庭造り当日は朝6:30集合で、一番にユニックで版築や景石などを据えていました。
私は道具を届けに、だいぶ進んでから合流したので、据えている最中は見られなかったのですが、版築が脆いので、慎重に据えたそうです。
版築の上には備前焼の瓦を乗せています。
鉄平石貼りに、光匠園の現場スタッフが貼り方を教えるため、参加させて頂きました。
石の形を整えるのも、普段使うサンダーではなく、鉄平石切断機を使って切っています。
使い方をスタッフが説明し、切ってほしいラインに沿って青年部の職人さんが切っていきます。
普段仕事では滅多ない道具や内容にみんな楽しみながら作業していました。
土留めに焼き板を使い、錆石の石積をして、自然素材がふんだんに使われた庭の完成です。
版築の色目が程よいアクセントになって、鮮やかながら落ち着いた庭になりました。
ゴールデンウィーク中展示されているので、是非後楽園に足を運んでみてください。
とんぼを添えたり、石貼りにひそかにハートを埋め込んでいたりと、ちょっとした遊び心が入っているので、時間があればじっくり見るのも楽しいです♪
隣は興陽高校が造っています。
しっかりと茂った緑と、水が落ちるししおどしで癒しの和庭です。
手作業での庭造り。
機会が少なくなってきている現状に、こうしたイベントはとても嬉しいことに思います。
作ってみたいと思う職人さん、作ってほしいと思うお客様、携わってみたいと思う学生さんたち…イベントを通じて魅力を感じる人たちが増えたらいいなと思います。
青年部のみなさん、興陽高校のみなさん、お疲れ様でした!
日本造園組合連合会の青年部が集まり、昔ながらの工法でこだわり深い庭を造りました。
社長はものづくりマイスターとして、その作業の指導をしました。
前もっての準備で、版築を作っておく必要があり、版築の作り方の講習を事務所で開きました。
そのための型枠を作ることから始まり、土の種類や色粉で色を分けた層を作り、仕上がりを想像しながら突き固めていきました。
型枠を外して初めてわかる模様に、感動したり納得したり、それぞれ色んな反応をしていました。
版築はビシャンを当てて表面を粗くしています。
庭造り当日は朝6:30集合で、一番にユニックで版築や景石などを据えていました。
私は道具を届けに、だいぶ進んでから合流したので、据えている最中は見られなかったのですが、版築が脆いので、慎重に据えたそうです。
版築の上には備前焼の瓦を乗せています。
鉄平石貼りに、光匠園の現場スタッフが貼り方を教えるため、参加させて頂きました。
石の形を整えるのも、普段使うサンダーではなく、鉄平石切断機を使って切っています。
使い方をスタッフが説明し、切ってほしいラインに沿って青年部の職人さんが切っていきます。
普段仕事では滅多ない道具や内容にみんな楽しみながら作業していました。
土留めに焼き板を使い、錆石の石積をして、自然素材がふんだんに使われた庭の完成です。
版築の色目が程よいアクセントになって、鮮やかながら落ち着いた庭になりました。
ゴールデンウィーク中展示されているので、是非後楽園に足を運んでみてください。
とんぼを添えたり、石貼りにひそかにハートを埋め込んでいたりと、ちょっとした遊び心が入っているので、時間があればじっくり見るのも楽しいです♪
隣は興陽高校が造っています。
しっかりと茂った緑と、水が落ちるししおどしで癒しの和庭です。
手作業での庭造り。
機会が少なくなってきている現状に、こうしたイベントはとても嬉しいことに思います。
作ってみたいと思う職人さん、作ってほしいと思うお客様、携わってみたいと思う学生さんたち…イベントを通じて魅力を感じる人たちが増えたらいいなと思います。
青年部のみなさん、興陽高校のみなさん、お疲れ様でした!
by ykosyoen
| 2017-04-29 17:44
| 職人の技光る