2012年 09月 22日
すす病 |

すす病にかかり、真っ黒になってしまいましたサルスベリです。
原因はおそらくアブラムシ。
アリが葉の上を這っていました。

アブラムシの分泌物をアリが貰って、かわりに天敵から守るといった形で共生しているようです。
すす病は、アブラムシやカイガラムシ、ダニなどの排泄物や分泌物などを栄養にして菌が増殖し、広がっていきます。
予防するためには病気の元となる害虫を防除する必要があります。
害虫は木が茂って日当たりと風通しが悪いと発生しやすいので、透かすなどして木の生育環境を良くしてあげます。
発生した場合は、殺虫剤で駆除します。
殺虫剤に殺菌剤を混ぜて消毒すると効果的です。
一度黒くなったところは治りませんが、広がるのを防げます。
すす病は、かかったらすぐに枯れてしまうといった強い害はありませんが、葉の緑を黒く覆って、光合成を妨害して生育を悪くしてしまいます。
何より植物の緑や幹肌の見た目がとても悪くなってしまうので、できる限り予防したいですね。
by ykosyoen
| 2012-09-22 08:00
| 花と緑のお話