2006年 03月 06日
もうすぐ春です・・・。 |
今日は雨です・・・。最近は雨の日が多く、今年は去年に比べて雨が降る日が多いように感じます。造園会社の職人さん達にとっては、たびたび降る雨は厄介者ですが、植物にとっては程よい雨で、後に咲かせる花をより美しく見せる栄養分になるでしょうね・・・。
さて、今日はスタッフの家の庭先に咲いている『ヒアシンス』をご紹介します。
ヒアシンスは、別名・ニシキユリともいい、ユリ科の球根植物です。
日当たりと水はけの良い場所を好み、日陰では花つきが悪くなります。
花期は3~4月頃で、花立ちは少ないが花穂が大きいダッチ系や、ローマン系と呼ばれるものもあるそです。花色は、赤・桃・黄色・白・青・紫など多彩で、八重咲き種もあります。
開花後は、葉が成長して球根が肥大し、6月には球根を残して休眠に入ります。そのため、花が終わり葉が黄変しはじめたら葉をつけたまま掘り上げ日陰干しをし、葉が完全に枯れたら、葉を取り、充分に乾燥させてから冷暗室などで貯蔵します。葉が完全に枯れてから掘り上げると、球根が腐りやすいので注意しましょう。
ヒアシンスは、短日条件で花芽を形成するため、長日条件では花茎の形成が中断され球根が肥大し始めてしまいます。芽を出しても日が長いと、夏だと勘違いしてしまい、花を咲かせるための活動をやめ、球根を肥らせてしまうのです。そのため、植え付けは、10~11月中旬頃までが最適期。植え付けがあまり遅れても、開花後の新球の肥大が悪くなるので、毎年よい花を咲かせるにはこの時期に植えるようにしましょう。
植え付け時には、完熟堆肥と緩効性化成肥料を元肥に施し、約15㎝間隔で、球根の高さの約3倍の深さで植えつけるとよいでしょう。
病害虫は特にありません。
ヒアシンスは地中海地方原産で、古くから欧州の人々に愛され続けてきました。、ヒアシンスの他に、チューリップやクロッカスなど秋植え球根類はオランダで改良され、今では世界中の多くの人々に愛されているのです。
『ヒアシンス』という名前は、その昔、ギリシャ神話の中に出てくるアポロの神に愛された青年“ヒアキントス”の名にちなんでこの名がついたそうです。
強い香りを一面に漂わせるヒアシンス。その心地よい香りと花色は見事に美しく、小さいながらに存在感あふれる植物ですよね。
いよいよ3月に入り、日中の暖かさと共に春の兆しがほろりほろりと、鮮やかに目に映るようになって来ました。もうすぐ春ですね・・・。以前紹介したクロッカスの花がそろそろ咲きそうです。また、そちらも報告しようと思ってます。
さて、今日はスタッフの家の庭先に咲いている『ヒアシンス』をご紹介します。
日当たりと水はけの良い場所を好み、日陰では花つきが悪くなります。
花期は3~4月頃で、花立ちは少ないが花穂が大きいダッチ系や、ローマン系と呼ばれるものもあるそです。花色は、赤・桃・黄色・白・青・紫など多彩で、八重咲き種もあります。
開花後は、葉が成長して球根が肥大し、6月には球根を残して休眠に入ります。そのため、花が終わり葉が黄変しはじめたら葉をつけたまま掘り上げ日陰干しをし、葉が完全に枯れたら、葉を取り、充分に乾燥させてから冷暗室などで貯蔵します。葉が完全に枯れてから掘り上げると、球根が腐りやすいので注意しましょう。
ヒアシンスは、短日条件で花芽を形成するため、長日条件では花茎の形成が中断され球根が肥大し始めてしまいます。芽を出しても日が長いと、夏だと勘違いしてしまい、花を咲かせるための活動をやめ、球根を肥らせてしまうのです。そのため、植え付けは、10~11月中旬頃までが最適期。植え付けがあまり遅れても、開花後の新球の肥大が悪くなるので、毎年よい花を咲かせるにはこの時期に植えるようにしましょう。
植え付け時には、完熟堆肥と緩効性化成肥料を元肥に施し、約15㎝間隔で、球根の高さの約3倍の深さで植えつけるとよいでしょう。
病害虫は特にありません。
ヒアシンスは地中海地方原産で、古くから欧州の人々に愛され続けてきました。、ヒアシンスの他に、チューリップやクロッカスなど秋植え球根類はオランダで改良され、今では世界中の多くの人々に愛されているのです。
『ヒアシンス』という名前は、その昔、ギリシャ神話の中に出てくるアポロの神に愛された青年“ヒアキントス”の名にちなんでこの名がついたそうです。
強い香りを一面に漂わせるヒアシンス。その心地よい香りと花色は見事に美しく、小さいながらに存在感あふれる植物ですよね。
いよいよ3月に入り、日中の暖かさと共に春の兆しがほろりほろりと、鮮やかに目に映るようになって来ました。もうすぐ春ですね・・・。以前紹介したクロッカスの花がそろそろ咲きそうです。また、そちらも報告しようと思ってます。
by ykosyoen
| 2006-03-06 17:13
| 花と緑のお話