2006年 04月 28日
海を渡った有名花木 |
いよいよ春本番になってきました・・・。本当に多くの植物たちが活動し始め、芽を出し花や葉を色づけるようになってきましたね。
今回は『ハナミズキ』。
ハナミズキはアメリカの代表花木の一つです。明治時代に日本から贈ったサクラの苗のお礼としてアメリカ合衆国から贈られて来たという話は有名ですね。今でも、当時の木が、東京の日比谷公園などで見られます。
ハナミズキの英名は“ドックウッド”。その樹皮をとって煮た煮汁で犬を洗うと皮膚病が治るといわれることにちなんでその名がついたそうです。また、ハナミズキの別名は“アメリカヤマボウシ”とも呼ばれ、日本に自生するヤマボウシと近縁です。
水はけと保水性のよい腐植質に富んだ土壌を好みます。耐寒性・耐乾性は強いですが、潮害に弱いです。萌芽力はありますが、剪定を嫌います。
花期は4~5月。日ごろ、私たちが花弁と思っている部分は、実は総苞片で、本当の花はその中央の小花の集まりです。
果実は9~11月。光沢のある深紅色に熟した実を数個づつ固めて実らせます。
ハナミズキは、紅葉や果実もとても美しいものです。四季を通して、変化を楽しむことのできる樹木の一つです。
病害虫/ ウドンコ病 6月下旬 ベンレート・ダイセン散布。
アメリカシロヒトリ 5~6・8~9月 ディプテレックス・カルホス散布。
いつも通る会社の帰り道、信号で止まっていたとき、フッと信号のそばの家に満開の花を咲かせたハナミズキの木があることに気づきました。ついこないだまではどこもサクラが満開だったために気づきませんでしたが、2.3日前ハナミズキの存在に気づきました。“もう、ハナミズキが花を咲かせる時期なのか!”と少し驚いて、家の庭をよく見たら、我が家のハナミズキも少しですが、花を咲かせていました。せわしない日々を過ごす中で、季節や月日の流れを自然界の姿にハッと気づかされることがありますが、その瞬間を大切にしなくてはと、前にも増して思うこのごろです・・・。
今回は『ハナミズキ』。
ハナミズキの英名は“ドックウッド”。その樹皮をとって煮た煮汁で犬を洗うと皮膚病が治るといわれることにちなんでその名がついたそうです。また、ハナミズキの別名は“アメリカヤマボウシ”とも呼ばれ、日本に自生するヤマボウシと近縁です。
水はけと保水性のよい腐植質に富んだ土壌を好みます。耐寒性・耐乾性は強いですが、潮害に弱いです。萌芽力はありますが、剪定を嫌います。
花期は4~5月。日ごろ、私たちが花弁と思っている部分は、実は総苞片で、本当の花はその中央の小花の集まりです。
果実は9~11月。光沢のある深紅色に熟した実を数個づつ固めて実らせます。
ハナミズキは、紅葉や果実もとても美しいものです。四季を通して、変化を楽しむことのできる樹木の一つです。
病害虫/ ウドンコ病 6月下旬 ベンレート・ダイセン散布。
アメリカシロヒトリ 5~6・8~9月 ディプテレックス・カルホス散布。
いつも通る会社の帰り道、信号で止まっていたとき、フッと信号のそばの家に満開の花を咲かせたハナミズキの木があることに気づきました。ついこないだまではどこもサクラが満開だったために気づきませんでしたが、2.3日前ハナミズキの存在に気づきました。“もう、ハナミズキが花を咲かせる時期なのか!”と少し驚いて、家の庭をよく見たら、我が家のハナミズキも少しですが、花を咲かせていました。せわしない日々を過ごす中で、季節や月日の流れを自然界の姿にハッと気づかされることがありますが、その瞬間を大切にしなくてはと、前にも増して思うこのごろです・・・。
by ykosyoen
| 2006-04-28 09:56
| 花と緑のお話